伝統行事の鬼火焚き

屋久島の各集落では、七草の日(1月7日)に“鬼火焚き”という伝統行事、神事が行われる。1年間の無病息災を願って昔から言い伝えられてきた神事である。
屋久島に移住してから3回目のお正月を迎えた私だが、この鬼火焚きをしっかりと見たのは今回が初めてである。
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今では集落によって規模が小さくなったところもある。私の住む平内地区も昔は海辺で壮大に行ったようだが、今はこじんまりしているとか
そこで、私が見学させてもらったのはお隣の集落である小島(コシマ)の鬼火焚きである。モッチョム岳が見える広々とした環境の中、10mにもなろうかという大きな鬼火焚き用の塔?が組まれていた。
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下には藁が沢山置かれ、その上に山から切ってきたウバメガシの木が高く組み上げられている。準備にも相当の時間がかかったであろう。ちょうど七草祝いの男の子(数えで7歳になった子)が記念写真を撮っていました。
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上のほうはポールが倒れるとて危険なので、ロープで引っ張られている。向こうにはモッチョムが見えています。
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そして、天辺近くには鬼の絵が描かれた旗?が点けられている。これを燃やして1年間の安泰を願うらしい。
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さあ、いよいよ火が点けられます。さきほどの男の子もお母さんと一緒に火をつけています。
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上の鬼にも煙がかかってきました。
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そして、いよいよ炎が鬼まで届きましたよ。
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鬼が燃え始めました。これぞ鬼火焚きです。
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なんだか鬼が可哀想な気もしてきました。ここまでしなくても(笑)
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炎はいよいよ絶好調!迫力満点です。熱くてそばに寄れないほどです。みなさん遠巻きにして見ています。
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フィニッシュはポールを引き落とします。大人が何人もかかってロープを引きます。非常に危険な作業です。
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遂にポールが完全に落とされました。
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燃え残ったカシの葉や笹の葉を持ち帰り、神棚に上げたり、お風呂の焚き付けに使うとご利益があるとのこと、地元の方が少しずつ持ち帰っていました。
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こうして小島集落の鬼火焚きは無事に終了しました。
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私も少しばかり葉っぱを持ち帰り、神棚やマキ用の風呂釜が無いので、家の横の空き地でこじんまりと燃やしてみました。果たして、ご利益はあるのでしょうか(笑)
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それにしても、迫力のある神事でした。きっといつまでも屋久島の各集落に残っていくことでしょう。

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この記事へのコメント

スイミー
2008年01月11日 21:38
鬼火焚きは左義長とはちょっと違うみたいですね。
そして、七草祝いって言うのも初めて聞きます。このお祝いは男の子だけですか?
屋久島ジージ
2008年01月11日 22:23
スイミーさん、私もよくは分かりませんが七草祝いは男女とも数えの7歳で祝うようです。