屋久島ならではのコート整備方法
私の趣味の一つがテニスなので、どうしてもテニス絡みの記事が多くなってしまいますね。
今回はコート整備のことです。
昔私がテニスを始めた頃はほとんどがクレーコート(土のコート)でした。クレーコートは整備が大変でした。ブラシをかけることは勿論、重いローラーを押して土のコートを固めたものです。冬にはニガリを撒いて霜柱ができないように苦労しました。
その後、整備が楽なハードコート(コンクリートなどの硬いコート)が流行りましたが、膝などに負担がかかることから衰退しました。
そして現れたのが現在主流になっているオムニバスコート(人工芝コート)です。一般的に人工芝コートはメンテナンスも楽で膝にも比較的優しいので今も続いています。私がテニスを楽しんでいる屋久島のコートもこの人工芝コートですが、屋久島ならではの難敵がいるのです。それは苔の増殖です。
今年はこのコートで7月中旬に郡市民体育大会のソフトテニスが行われるそうです。それで今コートの整備が急ピッチで行われています。整備と言っても前述した苔を落とす作業です。町の担当者が何と草刈り機を使って苔を落としています。
写真で黒くなっている部分が苔です。人工芝のコートに強固にからみついてしまって、なかなか取れません。そこを、草刈り機を使って剥ぎ取るのですから、作業も細心の注意が必要です。
コートに苔が増殖するのは屋久島ならではの現象かもしれませんね。苔が半端な量ではないのです。まあ作ってから10数年経っているのですから、高温多湿の屋久島では苔が生えるのも仕様がないですかね。
でも、どんなに注意しても草刈り機の刃で人工芝は傷んでしまいます。勿体ないなと思いますね。
この記事へのコメント
身近なものを使って行う作業。よく考えました。削り取るのはすぐ思い浮かべる方法の一つかも。10年も使えば、充分なのでは?新しいのを敷くのは、お金がかかるから、ダメなのでしょうか--ね?
町財政が赤字の屋久島町では新しく張り治すのは難しいでしょうね(><)
今までは無関心でしたが、主人がテニスをするようになってから
近くの大学のテニスコートにも草が生えているのが気になります。
苔が変色し茶色になったらレーキ(熊手)でこそぎとる方法で試してください。コート面の砂を多くしてください