見ることが難しいカラスウリの花
蔓性の植物が多く生息する屋久島ですが、そんな中でもクズ(葛)とカラスウリは東西の横綱でしょうかね。
この2種類の植物も当然ですが花を咲かせます。もうじき咲くであろうクズの花はどこでも見かけますがカラスウリの花を見かけることは出来ません。何故ならばカラスウリの花は夜に咲き朝になる前に萎んでしまうからです。私もカラスウリの花がちゃんと咲いているところは残念ながら見たことがありません。
ただ日中歩いていてカラスウリの花の咲き終わり萎んだ状態はよく見かけます。花の美しさはすでになく白くグチャグチャになっています。咲いている時は白いレースのようで夜の暗さに映えているようですが見る影もありませんね。
覆い茂るカラスウリの葉、この写真では花らしきものは全く見えません。

そばで見るとグチャと萎んでしまった白い花の形跡がありました。こんな状態からあのカラスウリの実が出来るなんて不思議ですね。

キノコのような形で尖がっているのは蕾でしょうか。

こちらの写真では蕾と萎んだ花の両方が写っています。なんだか萎んだ姿が哀れに見えてしまいます。

ネットで調べるとカラスウリの花は白く広がったレースの中央に星形の花があり神秘的です。そんなちゃんとしたカラスウリの花を観るには夜で中ればなりません。屋久島の農道は灯もほとんどないので真っ暗です。懐中電灯を持ってうろうろするのはちょっと怖いのでいまだにチャレンジできていません。
この記事へのコメント
カラスウリの花は、いつも縮れる前の状態で見ます。
ネットのように広がった様子はブログの上だけです。
しかし、蕾は新発見、初見です。
面白いですね。
夜中に起きて----そういう体力は、ありません(笑)
夕食前のお酒を控えなければならないのは辛いですからね
(笑)