全滅した松の木
我が家の周囲は人が住んでいなかったその昔、辺り一帯が松林だったと聞きました。実際数年前までは当時の名残で多くに松の木が残っていました。数十本いや百本以上はあったでしょうか。我が家の南側、目の前にも大きな松の木がありました。
そんな松の木が今全滅の危機にさらされています。
我が家から出て100mほどの間だけでもこんなに多くの松の木が枯れてしまいました。



他の木々は葉っぱが茂っているのに松の木だけは葉が枯れたり落ちたりしています。これマツクイムシの仕業です。



こちらは我が家の目の前にある松の大木ですがもう数年前に枯れてしまい、今は枯れ木になっています。風が吹くたびに小枝が飛ばされ今は幹と比較的大きな枝だけが残っています。もちろん完全に枯れてしまったのでもう復活することはありません。


枯れた松の木の天辺は小鳥やトビの止まり木になっていて時々鳥が羽を休めています。



2年ほど前町に対策をお願いしたのですがこの辺りは観光地でないので優先順位が低いとかで何の対策もされていません。2年経ったらご覧になったようにほとんどの松の木に伝染し全滅状態になってしまいました。観光スポットではないかもしれませんが、ここからさらに飛び火するのではないかと心配です。枯れた松のエリアはどんどん広がっているようです。
この記事へのコメント
松くい虫の対策は大変です。長期間かかりますね。
それで食い止められるか?というと、なかなか大変で。
やられた木を伐採して、殺菌剤?で燻蒸して木の中の虫まで絶滅させないといけないようですね。
私が散策してる、福島の信夫山(しのぶやま)や小鳥の森でも、
伐採、燻蒸されてる木がゴロゴロしています。