増えすぎるランタナ
家の周辺で雑草にも負けずどんどん増えている植物があります。ランタナです。
ランタナは南米原産の可愛い花です。その花の色から和名ではシチヘンゲ(七変化)と呼ばれているそうです。
我が家の東側の斜面でも猛繁殖しており、勢力を拡大しています。
そんなランタナに今花と共に実が生っています。その実の数が半端ではなく物凄い量です。なるほど繁殖力が強いのもうなずけます。
これがランタナの花と見です。
南米原産なので寒さには弱いとされていますが、ここ屋久島は寒くなったとはいえ20℃を越えていますので生き生きとしていますね。


こちらは花のアップです。可愛い花ですが暖かい地方では増えすぎるのであまり植えてはいけないそうです。


そしてこちらが実のアップです。小さなブドウのような感じで可愛いですがその量が・・・


今屋久島の雑草地を席巻しているのはシロバナセンダングサですが、写真でもわかる通りシロバナセンダングサの群生に割って入りランタナが実を付けています。
トゲトゲの実はシロバナセンダングサの種です。両方ともすごい数です。熾烈な戦いが続くのでしょう。

ランタナはよっぽど屋久島の気候に合っているのでしょうね。雑草地でもよく見かけるようになりました。今はシロバナセンダングサに乗っ取られていますがいずれランタナがその座を奪うかもしれません。
この記事へのコメント
屋久島では、繁殖力が強く雑草扱いの(笑)ランタナですが、こちらではお宝扱いです。小さいながら整った花、色もいろいろで、素敵です。
シロバナセンダングサと縄張り争い---。
どちらに肩入れしても、あまりいいことはないのでしょう(笑)
ランタナも選抜された園芸品種は種が付きにくく、そのぶん花数が多くて大輪です。我が家でも時々ランタナが芽生えてきますが、こぼれ種で増えてくるのは、在来種だけです。これは確かに要らないかな。
やっぱり人間が作り出したものよりも自然に自生しているものの方が強いのですね。ランタナの在来種も元と言えば海外から入って来たものでしょうが、屋久島の気候に合っていたのでしょうね。