フウセントウワタ
家の東側の斜面に植えてあるフウセントウワタ、大きな風船状の実が秋ごろから生っています。1か月くらい前までは緑色していたのですが、寒さのせいでしょうか赤く紅葉?しています。そして一部の実が裂けて中から白い綿毛が飛び出してきました。つい1日前まではびっしりと白い毛が詰まった状態でしたがこの日は雨、中の綿毛が濡れてしまい惨めな状態になってしまいました。

こちらの実2個はまだ割れていません。赤くなっていますが下の方はまだ緑色が残っています。

こちらは割れた実の姿ですが、雨に濡れてしまい綿毛がくっ付いてしまっています。


よく見ると綿毛の根元に黒いものが付いています。これがフウセントウワタの種子です。白い綿毛がふわーっと飛んで風に乗り種子を離れた場所に運ぶのです。今は雨に濡れて飛ぶことが出来ません。


調べるとこのフウセントウワタもガガイモ科の植物でした。屋久島の雑木林には多くのガガイモの仲間が生息していていずれもこのような綿毛付きの種子を作ります。
今の時期空き地や道路に白い綿毛で運ばれたこのような種子を多く見かけます。以前最初に見かけたときはケサランパサラン(未確認の浮遊物体)だとして記事にしたことがありました。今となっては懐かしい思い出です。
この記事へのコメント
まさに風船です。
この表面のトゲトゲ---どんな働きをするのでしょうね?見るほどに、不思議な植物です。
綿毛で、風に乗って飛ぶ-----。
人間が風に乗って飛ぶには、かなりの綿毛?が欲しいですよね(笑)
不思議ですよね、行き当たりばったりさん。