エゴノキの花が舞い落ちる

エゴノキは日本中どこの雑木林でも見られる落葉樹である。ここ屋久島でもこの時期になると沢山の白い小粒の花を垂れ下げて咲かせる。
普段はあまり気にせず通り過ぎている道沿いにも、実は沢山のエゴノキがあった事を気付かせてくれるのがこの時期なのだ。
道を歩いていて、何やら白いものがいっぱい散っている。それがエゴノキの花が散ったものなのである。だいたい道の数平方メートルを白い花で覆うのだ。
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あっちにも、こっちにも5角形の花の落ちたものが固まって落ちている。この花は花弁がバラバラにならず、星型の花がそのままの形で散るのが面白い。風が吹いていると、この星がクルクルと回りながら次々と地面に落ちてくる。きれいです。
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そして、白いジュータンを見つけてその上を見上げると、必ずエゴノキがあり、花が咲いている。
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エゴノキの花はみんな真下を向いて咲いている。まるで、咲いた時から落下する事を考えているように。
下から見上げると、まるで満天の星空のようにも見える。清楚な花である。
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今年の屋久島は里でも結構桜を見る事が出来ましたが、例年桜(とくにソメイヨシノ)はあまり咲いてくれません。せいぜい1本の木で数輪しか花を咲かせてくれません。
よって、私の場合屋久島の里で春を感じ取れる木はこのエゴノキなのです。エゴノキの花は毎年このように屋久島の里でも咲いてくれます。

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この記事へのコメント

2011年04月24日 09:00
おはようございます。落ちるのを想定して咲いた。うまい表現です。山渓の図鑑を見ると、エゴノキの果皮にはエゴサポニンという麻酔作用のある成分を含むので、昔は、すりつぶして魚とりに使ったと書いてありました。
まさか、川に流したのではないでしょうね。
見事な白いお花です。
香りはどうでしょうねぇ。
やっさん
2011年04月24日 10:20
文章が詩的になって、何処からこのような表現が生まれてくるのかな!やはり物を見る感性が繊細なのだな~と思いました。
屋久島ジージ
2011年04月24日 12:40
行き当たりばったりさんのおっしゃる通り、エゴノキには毒があるようですね。でも、魚とりに使ったなんて知りませんでしたよ。
エゴノキの傍を通ると、ほのかな香りがしますよ。
屋久島ジージ
2011年04月24日 12:42
何をおっしゃいますか、やっさん。からかわないでくださいな(笑)私ほど文章の稚拙な人間はおりませんよ。ボキャブラリも乏しいし、無学を恥じるばかりです。ハイ。
2011年04月24日 13:37
四枚目の写真の後に書かれている文章にうっとりとして
情景を思い浮かべています。
我が家にもこの木はあるのですが、こんな風にこの木を見たことはなかったので、可愛そうになりました。
花が咲いたらこんな風に鑑賞しますね。
屋久島ジージ
2011年04月24日 20:47
富山ではきっと美しい桜を見ることができるのでしょう。屋久島では私が好きな桜吹雪が見られませんので、このエゴノキでそれをイメージしているのですよ(><)。
エゴノキも改めて見ると、きれいですよスイミーさん。可愛がってあげて下さいね(^^)