屋久島のテレビ事情


とうとう我が家のTVが見られなくなってしまった。それも地デジだけ。BS放送は見ることが出来る。
以前から時々画面がモザイク模様になり写り辛い事があったが、その都度屋内のアンテナ線のコネクタ部分をいじっていると復旧していた。きっと受信信号のレベルが下がっていたのだと思う。しかし今回はどうやっても復旧しなかった。
同じアンテナ信号線を使っているBSが見られるのだから、屋内のアンテナ線の断線はないはずだ。
実は屋久島では地上波を自宅のアンテナで受信できるのは一部の地域だけなのである。同じ屋久島でも私の住む平内集落など南西部の地域は、地形的条件で地デジの地上波を受信できない難聴地域なのである。このような難聴地域で地デジの放送を見るには共同受信施設組合というものに加入し有線で視聴することになる。我が家もこの組合に入っている。どうしても復旧しないので組合に電話をして見てもらうことにした。
翌日、組合から連絡を受けた地元の電気屋さんが調査に来てくれた。我が家の敷地内に立っている電柱から我が家までの引き込み線を見て、かなり老朽化しているから取り替えた方が良いだろうと言うことになった。
しばらくして、同軸ケーブルが巻かれた大きなドラムを載せた軽トラがやって来た。さらに電柱の上で工事をするための工事用トラックまでやって来た。大事だ。
画像

画像






電信柱の作業をするのに桑の木の枝が邪魔になった。そこで、桑の木の枝切りもやってもらった。直接TV受信とは関係無い作業までやらせてしまって、申しわけない(^^;)
画像

画像






枝切りが終わった。そして、作業台がクレーンで持ち上げられ柱上の同軸ケーブルの取替作業が始まる。
ここには、TV用の同軸ケーブルの外、電気の動力線や電話線も来ているので注意が必要だ。
画像

画像







一方別の人が我が家側の同軸ケーブルの取り外し作業を行う。
画像

画像






30分で作業は完了した。
これは我が家のBSアンテナ、南西側に向けられて設置してある。このアンテナ線と有線TVの信号を家の外でミキシングしてから屋内に送っている。黒い線が今回取り替えた同軸ケーブル、白い線はBSアンテナからの線である。
画像

画像

画像






最後に室内に入ってもらい、アンテナ接続場所で信号のレベルチェックを行う。交換前は全く信号が無かったが、修理ご信号レベルが40程度に回復した。少しレベルは低いが我が家は末端なのでどうしても低くなるらしい。写りが悪ければブースターを外に付けなければならないが、TVの電源を入れたらバッチリ映ったので、まっ、良いかということになった。念のためアンテナとTVをつなぐケーブルを新しくした。
画像

画像






TV無しでは生きられない私(笑)、これで安心である。
さて、屋久島では新しく家を建てた場合、この共同受信施設組合に加入するには、新規加入料として自宅までの引込線の費用を負担しなければならない。本線から家が離れていると、これがかなり高額になるので躊躇する人も多い。新規加入料の外毎月の会費が500円ほど必要になる。しかも有線は地デジのみで、BS放送を視聴するには家ごとに別途アンテナを設置しなければならない。このため、自前で設置したアンテナを使ってBSのみを視聴する住民も多いと聞く。
更にこんな状態でもNHKはしっかりと受信料を取るのだ。私の家はラジオさえ入らないのにしっかりとNHKの受信料を盗られる(これ誤字ではない)。放送法ではNHKはあまねく日本全国で受信できるようにする義務があるはずなのだが、全く不公平である。
なお数年後には現在の有線が光ファイバーに取って代わるとのこと。同軸ケーブルは距離が伸びると信号の減衰が激しくどうしても信号のレベルが落ちる(電話線を使ったADSLはもっと激しいが)。それが光ファイバーになれば減衰が無くなる。減衰するのは光―電気変換されて宅内に入ってからだから、同軸ケーブルの距離が短くなり、ほとんど減衰はないはずである。早く光が引かれないかな。もちろんインターネットも。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

驚いた

この記事へのコメント

nenek
2014年06月29日 14:50
こんにちは
テレビを見るのも大事ですね(^^)/
画面を見てなくてもテレビは付けていますものね。
映画館は無いとの事ですが、レンタルビデオ屋さんとかはあるのですか?
やっさん
2014年06月29日 15:18
我が家の地区は谷間なので地上波が入らず7軒近くが2012年までBSしか見れませんでしたが、1軒の負担金が7000円のみで共同アンテナを国、NHKが設置してくれました。共同アンテナ組合を6軒(3軒不参加)で作り、年間メンテナンス保険料29000円、電気料6000円経費を年間1軒6000円で維持していくことになりました。2012年からこの地区は地レジが見えるようになりました。ありがたいことです。今全国の難聴地域は共同アンテナ方式で難聴解消を実施しています。この地域に家を建設された方もTVが年間負担金6000円で見ることができます。是非この地域に移住してきてもらいたいものです。ただしNHK受信料は個人負担です。
屋久島ジージ
2014年06月29日 20:50
屋久島でレンタルビデオ?、あるかもしれませんが、私は聞いたことはありませんよ、nenekさん。
今は輸送費無料でツタヤが利用できるのでは?
屋久島ジージ
2014年06月29日 20:53
テレビで移住のお誘いですか、やっさん(笑)
地デジが見れるようになって良かったですね(^^)
2014年06月30日 07:05
おはようございます。なるほど、そういうこともあるのですね。屋久島の陰の部分?なんてことを言っては行けませんが、不自由な部分です。
あれこれ、工夫が必要なんですね。またひとつ、屋久島の勉強をしました。
屋久島ジージ
2014年06月30日 08:33
離島に住むということは、便利さと自然の恵みをバーターにするところはありますね。まあしかし、辛うじてテレビも見ことが出来ますから、隔離されているという感じはしませんよ、行き当たりばったりさん(笑)