屋久島では珍しいトックリキワタの花
屋久島の平内集落の県道沿いで変わった花が咲いていました。屋久島では他で見たことはありません。
確か去年初めて発見してこのブログにも載せたことを思い出しました。そうです、トックリキワタという樹木です。その木にピンク色の花が咲いていたので車を止めて写真に撮ってきました。



これがトックリキワタの幹です。かなり太いです。幹には多くの刺が生えているのが特徴です。


ズームして花を撮ってみました。こんな花です。花びらは赤くしわしわで中央のオシベとメシベは黄色に見えます。



下を見たらすでに散った花が落ちていました。これだけ見るとランの花にも見えますね。


トックリキワタは屋久島では珍しいです。というか私はこの場所でしか見たことがありません。
ブラジルなど南米の原産らしいですが、日本では沖縄で多く見られるようです。
また沖縄では「南米ざくら」とも呼ばれ並木になっている場所もあるようです。開花は10月ごろとか。
また結実した実からは綿がとれるとのことで、そこからこの名前が付いたのかも知れませんね。
この記事へのコメント
トックリキワタ---面白い名前です。
トゲトゲの幹に、見事なきれいな花。
しかもたくさんの数。
1本の木でこれだけですから、多数あったら見事ですよね。
ピンクの花、確かにランの花にも似ています。
実(種)から出た綿で布団や枕が作れるそうですよ。まあそれなりに量が必要でしょうけどね(笑)
一度沖縄に行ってこの花の咲いている並木を見てみたいものです。